CSSセレクタのチェック方法を完全ガイド!初心者向けの検証ツール紹介
生徒
「CSSセレクタがちゃんと効いてるかどうかって、どうやって調べるんですか?」
先生
「パソコンに標準でついている『開発者ツール』を使えば、CSSセレクタが正しく働いているか簡単に確認できますよ。」
生徒
「開発者ツールって何ですか?難しそう…」
先生
「難しく見えますが、実はクリックするだけで使える便利な道具なんです。ひとつずつ説明していきましょう。」
1. CSSセレクタって何をするもの?
CSSセレクタとは、HTMLのどの部分にデザインを当てるかを決める目印のことです。「この文字を赤くしたい」「このボタンだけ大きくしたい」といった時に、CSSセレクタを使ってその場所を指定します。
セレクタの種類には、タグセレクタ(例:h1)、クラスセレクタ(例:.title)、IDセレクタ(例:#main)などがあります。
2. 開発者ツールでセレクタの動きを確認する方法
パソコンでWebページを開いているときに「右クリック」→「検証」を押すと、開発者ツールが開きます。これを使えば、どのCSSがどのHTMLに当たっているかをチェックできます。
たとえば、下のHTMLとCSSを見てください。
<style>
p {
color: red;
}
</style>
<p>これは赤い文字です</p>
ブラウザ表示
上のように設定されていれば、開発者ツールで
タグをクリックすると「color: red;」と表示されます。これで「ちゃんとCSSが効いてるんだな」と確認できます。
3. Google Chromeでの検証の手順
Google Chrome(グーグル クローム)は、よく使われているインターネットを見るアプリ(ブラウザ)です。開発者ツールも使いやすいのでおすすめです。
- ページ上の文字やボタンの上で右クリック
- 「検証(けんしょう)」をクリック
- 右側にHTMLとCSSの情報が表示されます
画面の右にある「Styles(スタイル)」の中に、どのCSSが使われているかが出てきます。取り消し線がついていれば、別のスタイルに上書きされているという意味です。
4. CSSセレクタのチェックツール「SelectorGadget」の紹介
もうひとつ便利な方法として、SelectorGadget(セレクターガジェット)という無料ツールがあります。
このツールは、クリックだけで「どんなセレクタを書けばこの場所にCSSを当てられるか」を教えてくれます。
導入方法:
- Googleで「SelectorGadget」と検索
- 公式サイトに行く
- ブックマークバーに追加する
- 使いたいページでクリックすると使えます
選びたい場所をクリックすると、下に自動でセレクタが表示されます。
5. VSCodeでCSSセレクタを確認する方法
VSCode(ブイエスコード)は、HTMLやCSSを書くための無料のソフト(エディタ)です。初めての方でも扱いやすく、便利な機能がたくさんあります。
VSCodeでは、CSSがどこに効いているか、色分けで見えたり、クラス名を入力すると自動で補完されたりするので、セレクタのミスが減ります。
さらに「Live Server」という拡張機能を入れると、ブラウザを開いてすぐに変更結果を確認できます。
6. CSSセレクタが効かないときのチェックリスト
CSSセレクタが効かないときは、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
- セレクタのつづり(スペル)ミスがないか?
- HTMLのクラス名と一致しているか?
- CSSファイルがちゃんと読み込まれているか?
- ほかのCSSに上書きされていないか?(開発者ツールで確認)
開発者ツールやVSCodeを使えば、どこが間違っているかを探しやすくなります。
7. 実際のセレクタ動作の確認サンプル
それでは、いくつかのセレクタが正しく効いているかを確認できるサンプルコードを紹介します。
<style>
.title {
font-size: 24px;
color: blue;
}
#main-text {
color: green;
}
h2 {
color: red;
}
</style>
<h2>見出し(h2)</h2>
<p id="main-text">これはIDセレクタで緑色になります</p>
<p class="title">これはクラスセレクタで青色になります</p>
ブラウザ表示
このサンプルを開発者ツールで確認してみましょう。どのCSSがどの要素に効いているか、リアルタイムで分かります。
8. CSSセレクタを学ぶ上でのポイント
CSSセレクタを理解するためには、「何に」「どんな見た目を」「どう当てるか」を意識して練習することが大切です。
セレクタが長すぎると分かりにくくなってしまいますし、短すぎると他の場所に影響が出てしまうことがあります。バランスをとりながら、開発者ツールなどでしっかり確認しましょう。