カテゴリ: CSS 更新日: 2026/04/29

CSSのvar関数を完全ガイド!初心者でもわかる変数の呼び出し方

変数をvar()関数で参照する方法と基本構文
変数をvar()関数で参照する方法と基本構文

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「CSSで変数を決めたのですが、実際にどうやって使えばいいんですか?」

先生

「決めた変数を呼び出すには、varという特別な書き方を使うんですよ。」

生徒

「バァ、ですか?具体的にはどのように書くんですか?」

先生

「使い方はとてもシンプルです。基本の構文をマスターしていきましょう!」

1. CSSのvar関数とは何かを知ろう

1. CSSのvar関数とは何かを知ろう
1. CSSのvar関数とは何かを知ろう

CSSの「var(バァ)」とは、あらかじめ自分で決めておいた「変数(名前をつけた箱)」の中身を、必要な場所で取り出すための専用の命令です。プログラミング未経験の方には、「保存しておいたラベルを呼び出す機能」と考えると分かりやすいかもしれません。

たとえば、サイト全体のテーマカラーを「メインの色」という箱に保存したとします。その色を実際に文字や背景に使いたいときに、「あのメインの色をここに塗ってください」とパソコンにお願いするのがvar関数の役割です。これを使うことで、何度も同じ色コード(#ffffffなど)を打ち込む必要がなくなります。これはウェブデザインにおいて、作業を劇的に楽にするための非常に重要なステップです。

2. var関数の基本構文と書き方のルール

2. var関数の基本構文と書き方のルール
2. var関数の基本構文と書き方のルール

var関数を使うときの書き方は非常に決まっています。基本的には「var(--変数名)」という形で記述します。ここで最も大切なのは、ハイフン二つ(--)を含めた名前をカッコの中に入れるという点です。これを忘れてしまうと、パソコンはどの箱を探せばいいのか分からず、正しく動作してくれません。

パソコンを初めて触る方にとって、カッコやハイフンを入力するのは少し手間に感じるかもしれませんが、これはパソコンとの約束事です。半角英数字で正確に入力しましょう。また、CSSのルールとして、必ず最後に「;(セミコロン)」を付けることも忘れないでください。これは文章の句読点「。」のようなもので、命令の終わりを意味します。


<style>
	:root {
		--primary-blue: #0000ff;
	}
	.box-text {
		color: var(--primary-blue);
	}
</style>

<div class="box-text">
	<p>この文字は変数で指定した青色になります。</p>
</div>
ブラウザ表示

3. 実際に文字の色を変数で参照してみよう

3. 実際に文字の色を変数で参照してみよう
3. 実際に文字の色を変数で参照してみよう

次は、実際に文字の色を変数を使って変えてみる練習です。変数を呼び出す(参照する)ときは、通常の色を指定する場所にそのまま「var()」を書き込みます。一度この方法を覚えると、色の変更が驚くほど簡単になります。たとえば、複数の見出しがある場合でも、すべての見出しに同じ変数名を指定しておけば、後で箱の中身の色を変えるだけで一気に全部の色が変わるのです。

このように、一つの場所を変えるだけで全体に影響を与えることができる仕組みを「一括管理」と呼びます。プロの制作者は、手作業で何箇所も書き直すようなことはしません。必ずこのように変数とvar関数を組み合わせて、賢く効率的にサイトを作っています。まずは簡単な文字色から挑戦して、慣れていきましょう。


<style>
	:root {
		--accent-pink: #ff69b4;
	}
	.title-pink {
		color: var(--accent-pink);
		font-weight: bold;
	}
</style>

<h1 class="title-pink">アクセントカラーの見出し</h1>
<p>var関数を使うことで、特定の色を簡単に呼び出せました。</p>
ブラウザ表示

4. 背景色や枠線に変数を使う応用テクニック

4. 背景色や枠線に変数を使う応用テクニック
4. 背景色や枠線に変数を使う応用テクニック

var関数は文字の色だけでなく、背景色(background-color)や枠線(border)など、あらゆる場所で使うことができます。デザインに統一感を出すためには、文字の色と枠線の色を揃えることがよくありますが、そんなときこそ変数の出番です。同じ変数名をそれぞれの場所に記述するだけで、完璧に色の揃った美しいデザインが完成します。

もし、後から「もう少し薄いグレーにしたいな」と思ったら、大元の変数の値を修正するだけです。var関数で参照しているすべてのパーツが、あなたの指示に従って一斉に色を変えてくれます。まるで魔法のように感じられるかもしれませんが、これがウェブ制作の基本となる便利な仕組みなのです。初心者の方は、色々なプロパティでvar関数が使えることを覚えておいてください。


<style>
	:root {
		--theme-gray: #f0f0f0;
		--border-dark: #333333;
	}
	.sample-card {
		background-color: var(--theme-gray);
		border: 2px solid var(--border-dark);
		padding: 20px;
		width: 300px;
	}
</style>

<div class="sample-card">
	<img src="/img/sample150-100.jpg" alt="サンプル画像" class="img-fluid mb-2">
	<p>背景と枠線の両方に変数を使用しています。</p>
</div>
ブラウザ表示

5. 変数が見つからないときの予備設定(フォールバック)

5. 変数が見つからないときの予備設定(フォールバック)
5. 変数が見つからないときの予備設定(フォールバック)

実はvar関数には、とても親切な機能が備わっています。それは、もし何らかの理由で指定した変数が見つからなかった場合に、「代わりにこの色を使ってください」という予備の指示を出せる機能です。これを専門用語で「フォールバック」と呼びます。書き方は「var(--変数名, 予備の値)」という風に、コンマ(,)で区切って予備の色などを書き加えます。

これは、大規模なサイト制作や、チームで作業をするときに非常に役立ちます。万が一の入力ミスでデザインが真っ白になってしまうのを防いでくれる「保険」のようなものだと考えてください。初心者の方は、まずは基本の書き方をマスターすることが先決ですが、慣れてきたらこのフォールバックの設定も活用して、より壊れにくい丈夫なプログラムを書けるようになりましょう。

6. サイズや数値を変数でコントロールする方法

6. サイズや数値を変数でコントロールする方法
6. サイズや数値を変数でコントロールする方法

これまでは色について解説してきましたが、var関数は「大きさ」の指定にも使うことができます。たとえば、サイト内の余白(マージン)や、ボタンの丸み(角丸)などを数値で保存しておき、それを呼び出すことができます。これにより、サイト全体のバランスを均等に保つことが非常に簡単になります。

パソコンの画面上で、ある場所の余白は10ピクセルなのに別の場所は12ピクセルになっていると、見た人に違和感を与えてしまいます。すべての場所に同じ変数をvar関数で適用しておけば、数学的に正確な、整ったレイアウトを作ることができます。デザインのプロは、このように数値もしっかりと管理して、美しいウェブサイトを構築しているのです。


<style>
	:root {
		--standard-radius: 15px;
		--main-spacing: 10px;
	}
	.rounded-box {
		border-radius: var(--standard-radius);
		padding: var(--main-spacing);
		background-color: #e0ffe0;
		border: 1px solid green;
	}
</style>

<div class="rounded-box">
	<p>角の丸みと余白を変数で指定しています。</p>
	<img src="/img/sample120-120.jpg" alt="アイコン画像" class="img-fluid">
</div>
ブラウザ表示

7. なぜ直接書かずにvar関数を使うのか

7. なぜ直接書かずにvar関数を使うのか
7. なぜ直接書かずにvar関数を使うのか

プログラミングを始めたばかりの頃は、「直接色を書いた方が早いのではないか?」と疑問に思うかもしれません。しかし、ウェブサイトを運用していく中では、デザインの変更は必ずと言っていいほど発生します。クライアント(依頼主)から「やっぱり全体のイメージを少し明るくしてほしい」と言われたとき、数百枚のページを一箇所ずつ修正するのは現実的ではありません。

var関数を使っていれば、変更作業はほんの数秒で終わります。この「修正のしやすさ」を専門用語でメンテナンス性が高いと言います。良いエンジニアやデザイナーは、作る瞬間だけでなく、将来の修正のことも考えてコードを書いています。var関数を使うことは、未来の自分や仲間の負担を減らすための、とても思いやりのある書き方なのです。ぜひ、今のうちからこの習慣を身につけておきましょう。

8. 入力ミスを防ぐためのパソコン操作のコツ

8. 入力ミスを防ぐためのパソコン操作のコツ
8. 入力ミスを防ぐためのパソコン操作のコツ

最後に、var関数を使うときに初心者が陥りやすいミスを防ぐコツをお伝えします。それは「コピーと貼り付け(コピペ)」を積極的に使うことです。自分で決めた変数名を、var関数のカッコの中に手入力すると、どうしても「-」が一つ足りなかったり、スペルを間違えたりしてしまいます。パソコンは一文字の間違いも許してくれない、とても真面目な機械です。

変数名を決めたら、その部分をマウスでなぞってコピーし、var関数のカッコの中に貼り付けるようにしましょう。これだけで、原因不明の「動かない!」というトラブルの半分以上を回避できます。また、英数字の入力は必ず「半角」で行ってください。全角で入力してしまうと、パソコンはそれを命令として認識できなくなります。こうした小さな注意の積み重ねが、スムーズな学習の鍵となります。

2026年最新 スキルアップ・実践セミナー

【60分集中】Flexboxを完全攻略!最新CSS3で「崩れない・迷わない」モダンUI構築セミナー

「魅せる力」をコードで実現。CSS3でモダンWebデザインのプロトタイピングを。

本講座では、単に色を変えるだけではなく、「ユーザーを迷わせないUIデザイン」「崩れないレイアウト設計」の本質を学びます。最新のCSS3とモダンなレイアウト手法を通じて、プロの現場で通用する「美しさと機能性を両立した実装力」を最短距離で習得します。

具体的なワークショップ内容と環境

【つくるもの】
HTMLで作成した骨組みに対し、商用サイトでも採用される「スタイリッシュなカード型UI」や「レスポンシブなナビゲーション」を構築します。色の選定基準や余白(ホワイトスペース)の黄金比など、デザインの理論をコードに落とし込む工程を体験してください。

【開発環境】
フロントエンド開発の標準であるVisual Studio Code (VS Code)を継続使用。CSSの記述を効率化するプラグインや、ブラウザのデベロッパーツール(検証機能)を駆使して、リアルタイムでデザインを微調整するプロのワークフローを再現します。

この60分で得られる3つの技術資産

1. 現代のデファクトスタンダード「Flexbox」

要素の横並びや中央揃えを自由自在に操り、どんなデバイスでも崩れないレスポンシブな配置術を完全理解します。

2. メンテナンス性を高めるCSS設計の基礎

後から修正しやすい「壊れにくいコード」の書き方を伝授。プロの現場で必須となる命名規則の考え方を学びます。

3. パフォーマンスと美しさの両立

画像の最適化や軽量な装飾技法など、ページの表示速度を落とさずに高級感のある演出を行うテクニックを習得します。

※本講座は、HTMLの基礎を終えた後のステップアップ講座です。Webデザイナー、UIデザイナー、フロントエンドエンジニアへの道を切り開く「魅せる技術」を、モクモク独自のパーソナル指導で着実に定着させます。

【60分集中】Flexboxを完全攻略!最新CSS3で「崩れない・迷わない」モダンUI構築セミナー

リラックスしながら、学ぶことが大切です。しっかりと基礎を理解しましょう!

各回少人数・マンツーマン形式で徹底サポート

このセミナーの詳細・お申し込みはこちら
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
Bootstrap
Bootstrap移行ガイド!IEサポート終了の影響と代替実装・ポリフィルの考え方
New2
CSS
CSSでグリッド・フレックスと組み合わせたマージン最適化テクニック!初心者でもわかる余白調整
New3
Bootstrap
Bootstrapオフキャンバス完全入門|バックドロップ・スクロール・キーボード設定をやさしく解説
New4
CSS
CSSで見出し・段落・リストのマージン調整を完全解説!初心者でも理解できる基本
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
CSS
CSSで要素のサイズを自動調整!autoとfit-contentの使い方
No.2
Java&Spring記事人気No2
CSS
CSSの透明度を完全解説!初心者にもわかるopacityとrgbaの使い方
No.3
Java&Spring記事人気No3
HTML
HTMLのimgタグの書き方|src・altの必須属性を初心者向けにやさしく整理
No.4
Java&Spring記事人気No4
CSS
CSSでGoogle Fontsを使う方法を完全ガイド!初心者でもできるフォントの変更
No.5
Java&Spring記事人気No5
CSS
CSSで色の明るさや鮮やかさを自由に調整!初心者向けHSLカラー指定の完全ガイド
No.6
Java&Spring記事人気No6
Bootstrap
ReactでBootstrapを使う方法を解説!初心者でもわかるreact-bootstrapと本体の違い
No.7
Java&Spring記事人気No7
CSS
CSSのレイアウト基本パターンを完全ガイド!初心者でもわかる2カラム・3カラムの作り方
No.8
Java&Spring記事人気No8
CSS
CSSのダブルボーダーや点線・破線を完全ガイド!初心者でもわかるdotted・dashed・doubleの使い方