Bootstrapグリッドシステム完全解説!オフセット(offset)で左右に余白を作る方法【初心者向け】
生徒
「Bootstrapのグリッドで、要素をちょっと右にずらしたいんですが、どうすればいいですか?」
先生
「そのときに使うのが、offsetという仕組みです。左右に見えない空白を作れますよ。」
生徒
「空白を作るだけの仕組みがあるんですか?」
先生
「はい。レイアウトを整えるために、とてもよく使われています。一緒に基礎から見ていきましょう。」
1. Bootstrapのグリッドシステムとオフセットとは?
Bootstrapのグリッドシステムとは、画面を横に12個のマスに分けて考えるレイアウトの仕組みです。この12分割の考え方を使うことで、画面サイズが変わっても整った配置を作れます。
オフセットとは、その12分割のうち、左側に「使わないマス」をあえて作ることで、要素を右にずらす方法です。見た目には何も表示されませんが、配置を調整するための大切な空白です。
2. オフセットは「見えない空席」と考えると分かりやすい
オフセットは、電車の指定席で「空いている席を確保して座る位置をずらす」イメージに近いです。自分は座らないけれど、場所は確保されている状態です。
Bootstrapでは、offset-数字 という形で、左側に何マス分の空席を作るか指定します。例えば offset-3 は、左に3マス分の空白を作るという意味になります。
3. offsetの基本的な書き方を覚えよう
オフセットは、colクラスと一緒に使います。数字は12分割の中で考えます。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-6 offset-3 bg-info">
真ん中に配置されたコンテンツ
</div>
</div>
</div>
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この例では、幅6マスの要素を、左に3マス空けて配置しています。結果として、画面の中央に表示されます。
4. ブレークポイント付きoffsetで画面サイズに対応する
Bootstrapでは、画面の大きさに応じてレイアウトを変えられます。これをブレークポイントと呼びます。
offsetにも同じ考え方があり、画面サイズごとに空白の量を変えられます。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-12 col-md-6 offset-md-3 bg-info">
画面サイズで位置が変わる要素
</div>
</div>
</div>
ブラウザ表示
小さい画面では横いっぱいに表示され、大きい画面では中央に寄るようになります。スマートフォンとパソコンで見え方を変えたいときに便利です。
5. offsetを使った左右バランスの整え方
オフセットは、中央寄せだけでなく、左右のバランスを整えるためにも使えます。たとえば、片側に余白を作ってデザインを落ち着かせる場合です。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-4 offset-2 bg-info">
左に余白を持たせたボックス
</div>
</div>
</div>
ブラウザ表示
このように、offsetを使うと、デザインに余裕を持たせた配置が簡単に作れます。
6. 複数カラムとoffsetの組み合わせ例
複数の要素が並ぶ場合でも、offsetは使えます。ただし、合計が12を超えないように注意します。
<div class="container">
<div class="row">
<div class="col-3 offset-1 bg-info">メニュー</div>
<div class="col-6 bg-primary">メインコンテンツ</div>
</div>
</div>
ブラウザ表示
このように、左側に少し余白を作ることで、全体のレイアウトが読みやすくなります。
7. offsetを使うときの注意点とよくある勘違い
offsetは便利ですが、使いすぎるとレイアウトが複雑になります。特に、合計のマス数が12を超えると、意図しない改行が起こります。
また、中央寄せしたいだけなら、他の方法もありますが、グリッドの学習段階ではoffsetを使うことで12分割の理解が深まります。
8. オフセットはレイアウト設計の基礎力を高める
オフセットを理解すると、Bootstrapのグリッドシステム全体が分かりやすくなります。なぜなら、「どこに、どれだけの空間があるか」を意識するようになるからです。
見えない余白をコントロールできるようになると、読みやすく、整った画面を作れるようになります。これはWebデザインの大切な考え方です。