カテゴリ: Bootstrap 更新日: 2026/01/04

Sass運用スターター完全ガイド!初心者向けに変数・パーシャル・ビルドをやさしく解説

Sass運用スターター:変数・パーシャル・ビルドスクリプトの雛形
Sass運用スターター:変数・パーシャル・ビルドスクリプトの雛形

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Bootstrapをカスタマイズしたいんですが、Sassってよく出てきます。そもそもSassって何ですか?」

先生

「Sassは、CSSをもっと便利に書けるようにする仕組みです。Bootstrapでは色やサイズなどをSassで自由に変更できますよ。」

生徒

「難しそうですね…。初心者でも使えるように、やさしく教えてもらえますか?」

先生

「もちろんです!変数、パーシャル、ビルドスクリプトの基本からゆっくり見ていきましょう。」

1. Sass(サス)とは?CSSが便利になる拡張機能

1. Sass(サス)とは?CSSが便利になる拡張機能
1. Sass(サス)とは?CSSが便利になる拡張機能

Sass(サス)は、CSS(スタイルシート)を効率よく書けるようにする拡張言語です。パソコンに例えると、CSSが「手書きの手紙」なら、Sassは「テンプレート付きの自動印刷機」です。

Sassでは「変数(へんすう)」を使って色やサイズをまとめたり、「パーシャル」でファイルを分割したり、「ビルド」で自動的にCSSに変換することができます。

2. Sassの変数で色やサイズをまとめよう

2. Sassの変数で色やサイズをまとめよう
2. Sassの変数で色やサイズをまとめよう

CSSで毎回同じ色を何度も書くのは面倒です。Sassでは「変数(へんすう)」を使えば、色やサイズを一つにまとめて管理できます。

変数は「$(ドルマーク)」で始まります。たとえば次のように書きます。


<style>
    $main-color: #007bff;

    h1 {
        color: $main-color;
    }
</style>

<h1>これはメインカラーです</h1>
ブラウザ表示

3. Sassのパーシャル(部分ファイル)で整理整頓

3. Sassのパーシャル(部分ファイル)で整理整頓
3. Sassのパーシャル(部分ファイル)で整理整頓

「パーシャル」はSassのファイルを分けて管理する方法です。大きな家を部屋ごとに分けて掃除するように、ファイルを小さくして見やすくします。

ファイル名の先頭に「_(アンダーバー)」をつけて、他のSassファイルから読み込みます。

例:「_variables.scss」「_layout.scss」「_buttons.scss」など

そして、それらをmain.scssでまとめて読み込みます。


@import 'variables';
@import 'layout';
@import 'buttons';

4. SassをCSSに変換するビルドとは?

4. SassをCSSに変換するビルドとは?
4. SassをCSSに変換するビルドとは?

パソコン初心者にはちょっと聞き慣れない言葉ですが、「ビルド」とはSassファイルを通常のCSSファイルに変換する作業のことです。

Sassのままではブラウザに表示されません。変換してはじめて使えるようになります。

変換にはツールが必要です。初心者でも使いやすい「npmスクリプト」を使った雛形を紹介します。

5. 雛形プロジェクトのファイル構成と中身

5. 雛形プロジェクトのファイル構成と中身
5. 雛形プロジェクトのファイル構成と中身

以下のようにフォルダとファイルを準備しましょう。

  • scss/ ─ Sassファイルを入れるフォルダ
  • scss/_variables.scss ─ 色やサイズなどの変数
  • scss/main.scss ─ 読み込みまとめ用
  • css/ ─ 出力先のフォルダ(自動で生成される)

たとえば次のような内容を書きます。


// _variables.scss
$font-color: #333;
$bg-color: #f9f9f9;

// main.scss
@import 'variables';

body {
    background-color: $bg-color;
    color: $font-color;
}

6. 初心者向けnpmスクリプトの雛形

6. 初心者向けnpmスクリプトの雛形
6. 初心者向けnpmスクリプトの雛形

npm(エヌピーエム)は、Sassを自動でCSSに変換するツールです。パソコン初心者でもコマンド1つで変換できます。

以下のように「package.json」にスクリプトを書きます。


{
  "name": "sass-project",
  "version": "1.0.0",
  "scripts": {
    "sass": "sass scss/main.scss css/style.css --watch"
  },
  "devDependencies": {
    "sass": "^1.65.0"
  }
}

コマンドは次の通りです。

npm run sassと入力すれば、Sassが自動でCSSに変換され、変更をリアルタイムで監視してくれます。

7. ビルド後のCSSをHTMLに読み込む方法

7. ビルド後のCSSをHTMLに読み込む方法
7. ビルド後のCSSをHTMLに読み込む方法

ビルドして生成されたstyle.cssは、HTMLファイルで次のように読み込みます。


<link href="css/style.css" rel="stylesheet">

8. よくある質問と初心者がつまずくポイント

8. よくある質問と初心者がつまずくポイント
8. よくある質問と初心者がつまずくポイント

パーシャルファイルが読み込まれない
→ ファイル名の最初に_(アンダーバー)が付いているか確認しましょう。

変数が使えない
@importvariablesファイルを読み込んでいない可能性があります。

HTMLで反映されない
→ Sassから生成されたCSSファイルを正しくHTMLで読み込めているか確認しましょう。

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

Sassとは何ですか?CSSとどう違うのか初心者でもわかりやすく知りたいです。

Sassとは、CSSをより効率的に書けるようにするための拡張言語です。CSSに「変数」「パーシャル」「ビルド」など便利な機能を追加したもので、色やサイズをまとめて管理したり、ファイルを分割して整理したりできます。最終的にはCSSに変換して使用します。

Sassを使ったプロジェクトをどうやって始めればいいですか?

まずはscssフォルダとcssフォルダを用意し、_variables.scssなどのパーシャルとmain.scssを作るところから始めましょう。その後、npmスクリプトでビルドを設定して動かすとSass開発がスタートできます。
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
HTML
HTMLの歴史と進化を初心者向けに解説!HTML4からHTML5への変遷
New2
CSS
CSSセレクタの命名規則とBEMの基本を徹底解説!初心者にもやさしいCSS設計ガイド
New3
Bootstrap
Bootstrapのオフセットと並び替えを完全解説!offsetとorderで初心者でもできる柔軟レイアウト
New4
HTML
HTMLの役割とは?CSS・JavaScriptとの違いと連携を初心者向けに徹底解説
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
CSS
CSSグリッドレイアウト完全入門!display: grid の基本と使い方を初心者向けにやさしく解説
No.2
Java&Spring記事人気No2
CSS
CSSで要素のサイズを自動調整!autoとfit-contentの使い方
No.3
Java&Spring記事人気No3
CSS
CSSの複数セレクタ指定を完全解説!初心者でもわかるカンマ区切りの使い方
No.4
Java&Spring記事人気No4
CSS
CSSでテキストの折り返しを完全解説!初心者でもわかる基本と注意点
No.5
Java&Spring記事人気No5
CSS
CSSのフレックスボックスで要素を左右に寄せる方法を完全ガイド!初心者でもわかるjustify-content: space-between
No.6
Java&Spring記事人気No6
CSS
CSS Gridとは?初心者でもわかるグリッドレイアウトとフレックスとの違いをやさしく解説
No.7
Java&Spring記事人気No7
CSS
CSSの画面サイズ対応スタイル完全ガイド!初心者でもわかる相対単位の使い方
No.8
Java&Spring記事人気No8
CSS
CSSグリッド入門!grid-areaで名前付き領域を使ったレイアウトの作り方をやさしく解説