Bootstrapで影・角丸・境界線をカスタマイズ!$box-shadow・$border-radius・$border-colorを徹底解説
生徒
「Bootstrapで作ったボタンやカードって便利なんですが、影や角の丸さ、境界線の色をもっと自分の好みに変えたいんです。どうすればいいですか?」
先生
「Bootstrapには$box-shadow、$border-radius、$border-colorといったSass変数があります。それを変更すると、影や角丸、枠線の色をまとめて調整できるんですよ。」
生徒
「影や角丸って、具体的にはどんな部分を変えられるんですか?」
先生
「例えばカードの影を濃くしたり、ボタンの角を丸くしたり、境界線を青やグレーに変えたりできます。デザインの雰囲気を統一するのにとても役立つんです。」
1. $box-shadowで影をコントロールする
影(シャドウ)は要素を立体的に見せる効果です。Bootstrapのデフォルトにもbox-shadowが設定されていますが、$box-shadow変数を使えば、影の濃さや広がりを一括で変更できます。
影を強めれば「浮き出た印象」になり、薄くすれば「フラットな印象」にできます。影はWebデザインにおける「光と影の演出」なので、ユーザーに見やすさや階層構造を伝えるのに有効です。
2. $border-radiusで角丸を統一する
角丸(border-radius)は、ボタンやカードの角をどれだけ丸くするかを決めます。$border-radius変数を変更すれば、全体の角丸の基準を一度に変えられます。
丸みを強くすると柔らかく親しみやすい印象に、角を直角に近づけるとスタイリッシュで堅い印象になります。つまり、角丸の調整は「サイトの個性」を表現する大切なポイントです。
3. $border-colorで境界線の色を変える
境界線(ボーダー)は要素を区切る役割を持ちます。Bootstrapの初期設定ではグレー系が多いですが、$border-colorを変更することで全体を統一した配色にできます。
例えば「ブランドカラーに合わせた青い枠線」にすれば、全体のデザインに一体感を持たせることができますし、落ち着いた淡い色にすればミニマルでシンプルな印象を与えることができます。
4. 実際のカスタマイズ例
ここでは、影をやや濃く、角丸を大きめに、境界線を青に統一する例を紹介します。まずは変更前のHTMLです。
<div class="card p-3 mb-3" style="box-shadow: var(--bs-box-shadow); border-radius: var(--bs-border-radius); border:1px solid var(--bs-border-color);">
<h5 class="card-title">カスタマイズされたカード</h5>
<p class="card-text">影・角丸・境界線をSass変数で一括変更しました。</p>
<a href="#" class="btn btn-primary">ボタン</a>
</div>
ブラウザ表示
カスタマイズは、下記のように変数の上書きを行います。
<style>
:root {
--bs-box-shadow: 0 .5rem 1rem rgba(0,0,0,.3); /* 影を強めに */
--bs-border-radius: 1rem; /* 角丸を大きく */
--bs-border-color: #007bff; /* 境界線を青に */
}
</style>
<div class="card p-3 mb-3" style="box-shadow: var(--bs-box-shadow); border-radius: var(--bs-border-radius); border:1px solid var(--bs-border-color);">
<h5 class="card-title">カスタマイズされたカード</h5>
<p class="card-text">影・角丸・境界線をSass変数で一括変更しました。</p>
<a href="#" class="btn btn-primary">ボタン</a>
</div>
5. 初心者におすすめの工夫
初心者が影や角丸、境界線を調整するときは、まずは小さな数値で試すのがおすすめです。数値を大きくしすぎるとデザインが派手になりすぎてしまうことがあります。
- 影は「なし → 薄め → 濃いめ」と段階的に試す
- 角丸は「0px → 8px → 16px」と少しずつ変化を確認する
- 境界線の色は、ブランドカラーやテーマカラーに合わせる
これにより、全体の統一感を保ちながら、ユーザーにとって見やすく心地よいデザインに仕上げることができます。SEO的にも「Bootstrap 影 角丸 境界線 Sass カスタマイズ」などのキーワードが検索にヒットしやすくなります。
まとめ
影・角丸・境界線を理解してBootstrapデザインを一段階レベルアップ
この記事では、Bootstrapで用意されている影、角丸、境界線といったデザイン要素を、どのようにカスタマイズできるのかを詳しく見てきました。Bootstrapは標準状態でも美しく整ったデザインを提供してくれますが、そのまま使い続けると「どこか見たことがあるデザイン」になりがちです。そこで重要になるのが、$box-shadow、$border-radius、$border-colorといった設定を調整し、サイト全体の印象を自分好みに整えることです。
影は要素の立体感や階層構造を伝える役割を持ち、カードやボタンを目立たせる効果があります。角丸はサイトの雰囲気を大きく左右し、柔らかさや親しみやすさ、あるいはシャープで洗練された印象を演出します。境界線の色は、情報の区切りを明確にしつつ、ブランドカラーやテーマカラーを自然に反映させる重要なポイントです。これらを一つずつ理解して調整することで、Bootstrapを使ったWebデザインの完成度は大きく向上します。
まとめとしてのサンプルカスタマイズ
ここでは、これまで学んだ影、角丸、境界線の考え方をまとめたシンプルなサンプルを紹介します。Bootstrapのcardコンポーネントを使い、全体の印象をやや柔らかく、かつ視認性の高いデザインにしています。記事内で使ってきたclassや構造と同じ形で記述しています。
<style>
:root {
--bs-box-shadow: 0 .4rem .8rem rgba(0,0,0,.25);
--bs-border-radius: 0.75rem;
--bs-border-color: #6c757d;
}
</style>
<div class="card p-3 mb-3" style="box-shadow: var(--bs-box-shadow); border-radius: var(--bs-border-radius); border:1px solid var(--bs-border-color);">
<h5 class="card-title">まとめ用サンプルカード</h5>
<p class="card-text">
Bootstrapの影、角丸、境界線を調整することで、全体の印象を統一しています。
</p>
<a href="#" class="btn btn-secondary">確認する</a>
</div>
ブラウザ表示
このように、変数を一箇所でまとめて調整することで、複数のコンポーネントに一貫したデザインを適用できます。特にBootstrapを使った中規模から大規模なWebサイトでは、こうした調整が保守性の向上にもつながります。後からデザインを変更したくなった場合でも、影や角丸、境界線の設定を見直すだけで全体の印象を簡単に変えられる点は大きなメリットです。
初心者が意識したいデザイン調整の考え方
初心者の方がBootstrapのカスタマイズに挑戦するときは、「少しずつ変える」ことを意識するのがポイントです。影を強くしすぎたり、角丸を極端に大きくしたりすると、デザインが崩れてしまうことがあります。まずはデフォルトを基準に、影を少し濃くする、角丸を少し大きくする、境界線の色を少し変える、といった段階的な調整を行いましょう。
こうした積み重ねによって、Bootstrapの基本デザインを活かしつつ、オリジナリティのあるWebページを作れるようになります。影、角丸、境界線のカスタマイズは、CSSやSassの理解を深める第一歩としても非常に良い練習になります。
生徒
「影や角丸、境界線を少し変えるだけで、同じBootstrapでも印象がかなり変わるんですね。」
先生
「そうですね。Bootstrapは土台がしっかりしているので、細かい調整をするだけでもオリジナル感が出せます。」
生徒
「全部のカードやボタンを一気に変えられるのも便利だと思いました。」
先生
「変数を使ってまとめて管理することで、デザイン変更がとても楽になります。実務でもよく使う考え方ですよ。」
生徒
「まずはデフォルトから少しずつ調整して、Bootstrapに慣れていきたいです。」
先生
「それが一番良い学び方です。影、角丸、境界線を意識できるようになると、デザインを見る目も変わってきますよ。」