カテゴリ: CSS 更新日: 2026/02/16

CSSのマージン・パディング・境界線で簡単センタリング!初心者向け完全解説

マージンとパディングの値にautoを使ったセンタリング手法
マージンとパディングの値にautoを使ったセンタリング手法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、CSSでボックスを画面の真ん中に配置する方法ってありますか?」

先生

「はい、マージンやパディングを使って簡単にセンタリングできます。」

生徒

「マージンとパディングって、どう違うんですか?」

先生

「簡単に言うと、マージンはボックスの外側の余白、パディングは内側の余白です。ボックスの見た目や位置を調整するのに便利ですよ。」

生徒

「なるほど。でもセンタリングにどう使うんですか?」

先生

「マージンにautoを指定することで、横方向の中央に簡単に配置できます。」

1. CSSのボックスモデルとマージン・パディングの基本

1. CSSのボックスモデルとマージン・パディングの基本
1. CSSのボックスモデルとマージン・パディングの基本

CSSでデザインを整える際に最も重要な概念が「ボックスモデル」です。Webサイト上のすべての要素(文字や画像など)は、実は目に見えない「四角い箱(ボックス)」の中に収まっています。この箱の構造を正しく理解することが、レイアウト崩れを防ぐ第一歩です。

ボックスモデルは、中心から外側に向かって以下の4つの層で構成されています。

  • コンテンツ (Content): テキストや画像が表示される領域。
  • パディング (Padding): コンテンツと境界線の間にある「内側の余白」。
  • ボーダー (Border): ボックスを囲む「境界線」。
  • マージン (Margin): 境界線の外側にある「隣の要素との隙間(外側の余白)」。

プログラミング未経験の方には、「額縁に入った絵」を想像すると分かりやすいでしょう。「絵そのもの」がコンテンツ、「絵と額縁の間のマット(余白)」がパディング、「額縁」がボーダー、そして「額縁と隣の額縁との距離」がマージンにあたります。

以下のサンプルコードで、それぞれの余白がどのように見えるか確認してみましょう。背景に色がついている部分がパディング、線の外側がマージンです。


<style>
    .box-sample {
        background-color: #f0f0f0;    /* ボックスの中身の色 */
        border: 5px solid #007BFF;   /* 青い境界線(ボーダー) */
        padding: 20px;               /* 内側の余白:20px */
        margin: 30px;                /* 外側の余白:30px */
        width: 200px;                /* コンテンツの幅 */
    }
</style>

<div class="box-sample">
    このテキストが「コンテンツ」です。周りの隙間が「パディング」、青い線が「ボーダー」、その外側の空間が「マージン」になります。
</div>
ブラウザ表示

このように、ボックスモデルを意識して数値を変えるだけで、要素の大きさを変えたり、周りとの距離を自由に調整したりできるようになります。まずは「パディングは内側、マージンは外側」という基本をしっかり押さえておきましょう。

2. マージンとパディングの違い

2. マージンとパディングの違い
2. マージンとパディングの違い

マージン(margin)はボックスの外側のスペースを広げるために使います。一方、パディング(padding)はボックスの内側に余白を作るために使います。パディングを使うと、ボックスの内容と境界線の間に空間ができます。

例えば、文字をボタンに入れる場合、文字とボタンの縁の距離を広げたいときはパディングを使います。ボタン同士の間隔を広げたいときはマージンを使います。

3. CSSで横方向センタリングをする方法

3. CSSで横方向センタリングをする方法
3. CSSで横方向センタリングをする方法

CSSでは、ブロック要素(divやpなど)を中央に配置したいとき、マージンにautoを指定すると簡単にセンタリングできます。autoとは、自動で余白を調整して中央に配置する意味です。


<style>
    .center-box {
        width: 300px;       /* ボックスの幅を指定 */
        margin: 0 auto;     /* 上下は0、左右は自動で中央に配置 */
        padding: 20px;      /* 内側の余白 */
        border: 2px solid #007BFF;  /* 境界線 */
        text-align: center; /* 中の文字を中央揃え */
    }
</style>

<div class="center-box">
    ここが中央に配置されたボックスです
</div>
ブラウザ表示

この例では、幅を指定した

に対してmargin: 0 auto;を設定しています。これにより、上下の余白は0、左右の余白は自動で調整され、ボックスが画面の中央に配置されます。

4. パディングを使った内側の余白の調整

4. パディングを使った内側の余白の調整
4. パディングを使った内側の余白の調整

パディングを使うと、ボックス内の文字や画像とボーダーの間に余白を作ることができます。パディングを増やすと、ボックスが大きくなりますが、見た目がゆったりして見やすくなります。


<style>
    .padding-box {
        width: 250px;
        margin: 20px auto; /* 上下は20px、左右は自動で中央 */
        padding: 40px;     /* 内側の余白を広く */
        border: 2px solid #28A745;
        text-align: center;
    }
</style>

<div class="padding-box">
    内側に余白があるボックス
</div>
ブラウザ表示

このように、パディングを設定することでボックス内のコンテンツが窮屈にならず、読みやすく美しいデザインになります。

5. 境界線(ボーダー)とマージン・パディングの組み合わせ

5. 境界線(ボーダー)とマージン・パディングの組み合わせ
5. 境界線(ボーダー)とマージン・パディングの組み合わせ

ボックスの見た目を整えるときには、境界線(border)も重要です。マージンやパディングと組み合わせることで、ボックスの外側の位置調整や内側の余白を自由にコントロールできます。

例えば、ボーダーの太さを変えたり、色を変えることで、中央に配置されたボックスの印象が変わります。マージンで外側の位置を調整し、パディングで内側の余白を調整することで、画面全体のバランスを簡単に整えることができます。

6. 実用例:ボタンや広告バナーを中央に配置する

6. 実用例:ボタンや広告バナーを中央に配置する
6. 実用例:ボタンや広告バナーを中央に配置する

ウェブサイトでよく使う場面として、ボタンや広告バナーを中央に配置したい場合があります。margin: 0 auto;paddingを組み合わせるだけで、レスポンシブな中央配置が可能です。


<style>
    .banner {
        width: 400px;
        margin: 30px auto;   /* 上下は30px、左右は自動 */
        padding: 20px;       /* 内側余白 */
        border: 3px dashed #FFC107;
        text-align: center;
        background-color: #FFF3CD;
    }
</style>

<div class="banner">
    ここに広告バナーを配置
</div>
ブラウザ表示

この方法を覚えると、初心者でも簡単にボックスを中央に配置でき、見やすいデザインを作ることができます。

7. 注意点とポイント

7. 注意点とポイント
7. 注意点とポイント

ポイントは以下の通りです。

  • 横方向のセンタリングにはmargin-left: auto; margin-right: auto;、もしくはmargin: 0 auto;を使う。
  • ボックスの幅を指定していないとautoが効かない場合があるので注意。
  • パディングで内側の余白を調整して、文字や画像がボーダーにくっつかないようにする。
  • 境界線(border)とマージン・パディングの組み合わせで、ボックス全体の見た目をコントロールできる。

これらを理解すると、初心者でもCSSで簡単にボックスモデルを使ったレイアウト調整ができるようになります。

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