CSSで固定ヘッダーがコンテンツに被らないようにするpadding-topテクニック
生徒
「固定ヘッダーを作ったら、ページのタイトルや文章がヘッダーの下に隠れてしまいます…どうすればいいですか?」
先生
「それはよくある問題です。CSSで固定(fixed)ヘッダーを作ると、通常のコンテンツはヘッダーの下に重なってしまいます。」
生徒
「じゃあ、ページの内容をヘッダーの下にずらすにはどうすればいいですか?」
先生
「簡単です。ヘッダーの高さ分だけbodyやメインコンテンツにpadding-topを指定することで、ヘッダーが被らないようにできます。」
生徒
「padding-topってなんですか?」
先生
「padding-topは、要素の上側に余白を作るCSSプロパティです。ここではヘッダーの高さ分の余白を作ることで、固定ヘッダーがコンテンツを隠さないようにします。」
1. 固定ヘッダーとコンテンツが重なる問題とは
position: fixedを使ってヘッダーを画面上部に固定すると、スクロールしてもヘッダーが動かなくなります。しかし、通常のHTMLの流れでは、コンテンツはヘッダーの下を意識せずに配置されるため、文章や画像がヘッダーの下に隠れてしまいます。この状態を「固定ヘッダーが被る問題」と呼びます。
2. padding-topでコンテンツを下にずらす方法
固定ヘッダーの高さを確認して、bodyやmain要素に同じ高さ分のpadding-topを設定します。例えば、ヘッダーの高さが60pxの場合、padding-top: 60pxを指定します。これで、コンテンツはヘッダーの下にきちんと表示されます。
<style>
body {
margin: 0;
padding-top: 60px; /* ヘッダーの高さ分 */
}
header {
position: fixed;
top: 0;
left: 0;
width: 100%;
height: 60px;
background-color: #0d6efd;
color: white;
display: flex;
align-items: center;
justify-content: center;
z-index: 1000;
}
main {
padding: 20px;
}
</style>
<header>
固定ヘッダー
</header>
<main>
<h1>ページタイトル</h1>
<p>この段落はヘッダーの下に表示されます。padding-topを指定しているため、ヘッダーに隠れません。</p>
</main>
ブラウザ表示
3. ヘッダーの高さを変更した場合の注意点
ヘッダーの高さを変えた場合は、bodyやmainのpadding-topも同じ高さに更新する必要があります。CSS変数を使うと、ヘッダーの高さとpadding-topを連動させることができ、メンテナンスが簡単になります。
<style>
:root {
--header-height: 70px;
}
body {
margin: 0;
padding-top: var(--header-height);
}
header {
position: fixed;
top: 0;
left: 0;
width: 100%;
height: var(--header-height);
background-color: #198754;
color: white;
display: flex;
align-items: center;
justify-content: center;
z-index: 1000;
}
</style>
4. padding-topテクニックの応用
固定ヘッダー以外でも、固定フッターやサイドバーにコンテンツが被る場合に同じテクニックが使えます。特に、レスポンシブデザインでは画面サイズごとにヘッダーの高さが変わることがあるので、CSS変数やメディアクエリを組み合わせると便利です。
5. 実践的なポイント
- 固定ヘッダーにはposition: fixedを使い、top: 0で画面上部に固定する
- コンテンツ側にpadding-topを指定してヘッダーの高さ分ずらす
- ヘッダーの高さを変更した場合はpadding-topも連動させる
- CSS変数を使うと、ヘッダー高さの管理が楽になる
- レスポンシブデザインではメディアクエリでヘッダー高さとpadding-topを調整する
この方法を覚えると、固定ヘッダーのWebサイトでも文章や画像がヘッダーに隠れず、見やすいデザインを作ることができます。
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