CSSのフォントサイズを変更する方法と単位の違いをやさしく解説!初心者にもわかる文字サイズの基礎
生徒
「CSSで文字の大きさを変えるにはどうすればいいですか?」
先生
「文字の大きさは、CSSのfont-sizeというプロパティを使って簡単に変更できますよ。」
生徒
「pxとかemっていう単位も見たことあるけど、何が違うんですか?」
先生
「いいところに気づきましたね。単位によって文字の大きさの決まり方が変わってくるんです。順番に解説していきましょう!」
1. CSSでフォントサイズを変更する基本的な方法
CSSでは、font-sizeというスタイルプロパティを使って、文字の大きさを指定します。とてもよく使う基本的なプロパティなので、しっかり覚えておきましょう。
実際に、文字のサイズを指定する簡単なHTMLとCSSの例を見てみましょう。
<style>
p {
font-size: 20px;
}
</style>
<p>これは文字サイズが20ピクセルの段落です。</p>
ブラウザ表示
このように、font-sizeで数値と単位をセットで指定するだけで、文字サイズをコントロールできます。
2. よく使われる3つの単位:px、em、remとは?
フォントサイズを指定する時に使う単位には、いくつかの種類があります。ここでは、px、em、remの3つの単位の意味と違いについて、初心者にもわかりやすく説明します。
2-1. px(ピクセル)とは?
pxは「ピクセル」と読みます。画面上の点の数を表します。例えば、font-size: 16px;と書けば、文字の大きさは16ピクセルになります。
ピクセルは絶対的な大きさなので、どこに使っても同じサイズになります。スマホやパソコンでも見た目の大きさが変わりにくいので、初心者のうちは扱いやすい単位です。
2-2. em(エム)とは?
emは、その要素が持つ親要素のフォントサイズを基準として決まります。例えば、親のフォントサイズが16pxで、font-size: 2em;と書くと、2倍の32pxになります。
親のサイズに影響されるので、階層が深くなると予想外に大きくなったり、小さくなったりすることもあります。
2-3. rem(レム)とは?
remは「ルートem」の略です。ページ全体の基準となるルート要素(通常はhtmlタグ)に設定されたフォントサイズを基準にサイズが決まります。
たとえば、htmlタグでfont-size: 16px;と指定しておけば、font-size: 1.5rem;と書くと24pxになります。
remは、常に同じ基準に従うため、サイズの計算がしやすく、最近はremが推奨されるケースも増えています。
3. 単位ごとの使い分けのコツ
それぞれの単位には特徴があり、使い分けが大切です。初心者の方でも分かりやすいように、用途別におすすめの使い方を紹介します。
- px:固定のサイズで表示したいときにおすすめ。見た目が崩れにくい。
- em:ボタン内や一部分のテキストなど、親のサイズに応じて変化させたいときに使う。
- rem:全体のデザインを一括で調整しやすく、レスポンシブ対応にも便利。
例えば、以下のように使い分けると良いでしょう。
<style>
html {
font-size: 16px;
}
h1 {
font-size: 2rem; /* 基本サイズの2倍 → 32px */
}
p {
font-size: 1em; /* 親要素のサイズと同じ */
}
.small-text {
font-size: 12px; /* 固定サイズで小さく表示 */
}
</style>
<h1>大見出し(2rem)</h1>
<p>これは普通の段落(1em)です。</p>
<p class="small-text">これは小さな文字(12px)です。</p>
ブラウザ表示
4. 実際のウェブサイトではどう使う?
プロの現場では、remを基本にして全体のサイズを設計し、emで部分的な調整をすることが多いです。pxは一部の装飾や確定サイズに使うというように、役割を分けて使われます。
初心者の方は、まずpxで大きさを指定して感覚を掴み、次にremを使ってみると理解が深まりやすいです。
5. まとめて比較してみよう!
最後に、同じ数値でも単位が違うとどう見えるのか、比較できるサンプルを見てみましょう。
<style>
html {
font-size: 16px;
}
.px-text {
font-size: 24px;
}
.em-text {
font-size: 1.5em;
}
.rem-text {
font-size: 1.5rem;
}
</style>
<p class="px-text">24px(ピクセル)で指定した文字</p>
<p class="em-text">1.5em(エム)で指定した文字</p>
<p class="rem-text">1.5rem(レム)で指定した文字</p>
ブラウザ表示
このように、同じ「1.5」でも、単位が違うと基準も変わります。実際に試して見比べることで、理解が深まりますよ。