カテゴリ: Bootstrap 更新日: 2026/01/15

Bootstrapの固定ヘッダーとフッター完全ガイド!被りを防ぐpadding-topとstickyの正しい使い分け

固定ヘッダー/フッター時の被り対策:padding-topとstickyの使い分け
固定ヘッダー/フッター時の被り対策:padding-topとstickyの使い分け

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ヘッダーを固定したら、ページの上の文字が隠れてしまいました…」

先生

「それは固定ヘッダーでよく起こる被り問題ですね。」

生徒

「padding-topとかstickyって聞いたことはありますが、違いが分かりません」

先生

「大丈夫です。役割を分けて考えると、とてもシンプルですよ。」

1. 固定ヘッダーとフッターとは何かを理解しよう

1. 固定ヘッダーとフッターとは何かを理解しよう
1. 固定ヘッダーとフッターとは何かを理解しよう

固定ヘッダーとは、画面をスクロールしても、上にずっと表示されたままのヘッダーのことです。固定フッターは、その逆で、画面の下にずっと表示され続けるものです。

電車の案内板のように、常に見えていてほしい情報を置くために使われます。Bootstrapでも、このような固定レイアウトはよく使われます。

2. なぜ固定するとコンテンツが被ってしまうのか

2. なぜ固定するとコンテンツが被ってしまうのか
2. なぜ固定するとコンテンツが被ってしまうのか

固定ヘッダーを使うと、ヘッダーは画面の上に重なって表示されます。その結果、下にある本来の内容が隠れてしまうことがあります。

これは、透明な下敷きを文字の上に置いたような状態です。下の文字は存在しているのに、見えなくなってしまうのです。

3. padding-topで被りを防ぐ基本の考え方

3. padding-topで被りを防ぐ基本の考え方
3. padding-topで被りを防ぐ基本の考え方

一番シンプルな解決方法がpadding-topです。paddingとは、要素の内側に余白を作る仕組みです。

固定ヘッダーの高さ分だけ、本文の上に余白を作れば、被りは起こらなくなります。


<style>
	.container {
	    padding-top: 56px;
	}
</style>

<nav class="navbar fixed-top navbar-dark bg-secondary">
    固定ヘッダー
</nav>

<div class="container">
    <p>ここから本文が始まります</p>
</div>
ブラウザ表示

ヘッダーの高さが56くらいなら、その分だけpadding-topを入れる、という考え方です。

4. Bootstrapのfixed-topとfixed-bottomの特徴

4. Bootstrapのfixed-topとfixed-bottomの特徴
4. Bootstrapのfixed-topとfixed-bottomの特徴

Bootstrapには、fixed-topとfixed-bottomというクラスがあります。これを付けるだけで、ヘッダーやフッターを固定できます。


<nav class="navbar fixed-top bg-primary text-white">
    上に固定されたヘッダー
</nav>

<footer class="fixed-bottom bg-secondary text-white">
    下に固定されたフッター
</footer>
ブラウザ表示

ただし、このままでは上下の内容が隠れやすいので、paddingによる調整が必要になります。

5. stickyとは何かをやさしく理解しよう

5. stickyとは何かをやさしく理解しよう
5. stickyとは何かをやさしく理解しよう

stickyは「ある位置までは普通、その後は固定」という動きをします。最初から固定されるわけではありません。

机の上に置いた付箋が、ある場所でピタッと止まるイメージです。スクロールして一定の位置に来たら固定されます。


<div class="sticky-top bg-warning p-2">
    スクロールすると途中から固定される要素
</div>

<div class="container">
    <p>たくさんの文章が続きます</p>
</div>
ブラウザ表示

stickyは、最初から被らないため、padding調整がほぼ不要なのが特徴です。

6. padding-topとstickyの使い分け方

6. padding-topとstickyの使い分け方
6. padding-topとstickyの使い分け方

最初からずっと表示したいヘッダーはfixed-topを使い、padding-topで被りを防ぎます。

途中から表示を固定したい場合はstickyを使うと、余白調整の手間が減ります。目的によって使い分けることが大切です。

7. 固定フッターで気をつけたいポイント

7. 固定フッターで気をつけたいポイント
7. 固定フッターで気をつけたいポイント

固定フッターも、下の内容と被る可能性があります。本文の下側にpadding-bottomを入れて対策します。


<style>
	body {
	    padding-bottom: 60px;
	}
</style>

<footer class="fixed-bottom bg-dark text-white">
    固定フッター
</footer>
ブラウザ表示

上だけでなく、下の被りにも注意することで、読みやすいページになります。

8. 初心者が覚えておくべき設計の考え方

8. 初心者が覚えておくべき設計の考え方
8. 初心者が覚えておくべき設計の考え方

固定は便利ですが、必ず被り対策が必要です。固定ならpadding、途中固定ならsticky、と覚えると混乱しません。

Bootstrapのレイアウトでは、「重なっていないか」を常に意識することが、きれいな画面作りの第一歩です。

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