CSSのdisplayプロパティ完全ガイド!初心者でもわかるblock・inline・inline-blockの使い方
生徒
「先生、CSSで要素の表示方法を変えたいんですが、どうやって使うんですか?」
先生
「CSSではdisplayプロパティを使うと、要素がどのように画面に表示されるかを設定できます。」
生徒
「displayって難しそうな名前ですが、簡単に説明できますか?」
先生
「もちろんです。displayは英語で『表示』という意味です。要素をブロックのように独立して表示するか、文章の中に溶け込むように表示するかを決めるものです。」
1. displayプロパティの基本とは?
displayプロパティは、HTMLの要素が画面上でどのように表示されるかを指定するCSSの基本プロパティです。特に、block、inline、inline-blockの3つは初心者がよく使う重要な値です。これを理解すると、ウェブページのレイアウトがぐっとコントロールしやすくなります。
簡単な例えで言うと、blockは『大きな段ボール箱』のように一行全体を使って独立して表示されるイメージ、inlineは『文中の文字』のように他の要素と同じ行に並んで表示されるイメージ、inline-blockは『文字のように並ぶけど箱の中に詰め物がある』イメージです。
2. blockの特徴と使い方
blockはブロック要素として表示され、横幅は自動でいっぱいになり、改行されます。代表的なHTMLタグでは<div>や<p>、<h1>などがあります。これにdisplay: blockを指定すると、どんな要素でもブロック要素として独立して表示できます。
<style>
.block-box {
display: block;
width: 200px;
height: 50px;
background-color: #add8e6;
margin-bottom: 10px;
}
</style>
<div class="block-box">ブロック要素の例</div>
<div class="block-box">もう一つのブロック</div>
ブラウザ表示
上記の例では、2つのdiv要素がそれぞれ独立して改行されて表示されます。マージンやパディングも使いやすく、レイアウトを作る基本中の基本です。
3. inlineの特徴と使い方
inlineは文字のように他の要素と同じ行に並ぶ表示方法です。横幅や高さを直接指定しても反映されません。代表的なHTMLタグは<span>や<a>です。文章中に色や装飾を加えるときに便利です。
<style>
.inline-text {
display: inline;
color: red;
font-weight: bold;
}
</style>
<p>これは<span class="inline-text">インライン要素</span>の例です。</p>
ブラウザ表示
文章中にspanを置くことで、文字だけ赤く太くなり、行の中に自然に溶け込みます。ボックスのような独立表示は必要ない場合に便利です。
4. inline-blockの特徴と使い方
inline-blockはinlineのように横並びできるけれど、blockのように幅や高さを指定できる便利な表示方法です。ボタンや小さなカードレイアウトなどに活用できます。
<style>
.inline-block-box {
display: inline-block;
width: 150px;
height: 50px;
background-color: #90ee90;
margin-right: 10px;
text-align: center;
line-height: 50px;
}
</style>
<div class="inline-block-box">ボックス1</div>
<div class="inline-block-box">ボックス2</div>
<div class="inline-block-box">ボックス3</div>
ブラウザ表示
この例では3つのボックスが横に並び、幅や高さも自由に指定できます。文章中に配置できるので、ボタンやメニューを作るときに非常に便利です。
5. displayプロパティを使い分けるポイント
- block:段落、見出し、divなど、独立して表示したい要素に使用。
- inline:文字やリンク、文中で装飾だけ加えたい要素に使用。
- inline-block:横並びにしたいけどサイズも調整したいボックスやボタンに使用。
- displayを理解すると、フレックスボックスやグリッドレイアウトと組み合わせたレイアウトも作りやすくなります。
初心者はまずblock、inline、inline-blockの3つの表示方法を覚え、文章とボックスの表示方法の違いを理解することがCSS学習の第一歩です。