CSSのvisibilityとopacityの違いを理解して使い分ける方法!初心者でもわかる表示制御
生徒
「先生、CSSで要素を見えなくしたいとき、visibilityとopacityどっちを使えばいいですか?」
先生
「それぞれ用途が違います。visibilityは要素を非表示にしますが、場所は残ります。opacityは透明にしますが、要素自体は存在していてクリックなども可能です。」
生徒
「じゃあ、どんなときに使い分ければいいんですか?」
先生
「ユーザーに見せたくないけどスペースは残したい場合はvisibility、完全に透明にしてもクリックなど操作は残したい場合はopacityを使います。」
1. visibilityとは何か?
CSSのvisibilityプロパティは、要素を見えなくしたり表示させたりするためのプロパティです。値は主にvisible(表示)とhidden(非表示)があります。visibility: hiddenにすると、要素は画面上に見えませんが、要素の領域は残るため、他の要素のレイアウトは変わりません。
2. opacityとは何か?
opacityは要素の透明度を制御するプロパティです。値は0から1の間で指定します。0は完全に透明、1は完全に不透明です。opacityを0にしても要素は存在しており、クリックやスクロールなどの操作は可能です。
3. visibilityとopacityの違いを分かりやすく理解する
簡単な例えでいうと、visibilityは壁の向こうにある窓のカーテンを閉めるイメージです。窓の位置は変わらず、カーテンで見えなくなるだけです。一方、opacityは窓ガラスを透明から半透明にするようなイメージです。透明でも窓自体は存在します。
4. visibilityとopacityの基本的な使い方
<style>
.box-visibility {
width: 150px;
height: 150px;
background-color: #0d6efd;
color: white;
text-align: center;
line-height: 150px;
visibility: hidden;
margin-bottom: 20px;
}
.box-opacity {
width: 150px;
height: 150px;
background-color: #198754;
color: white;
text-align: center;
line-height: 150px;
opacity: 0.3;
}
</style>
<div class="box-visibility">visibility: hidden</div>
<div class="box-opacity">opacity: 0.3</div>
ブラウザ表示
上のボックスは画面に見えませんがスペースは残ります。下のボックスは半透明ですが操作可能です。
5. visibilityとopacityの使い分けのポイント
- レイアウトに影響させたくない非表示の場合はvisibility: hiddenを使用
- フェードイン・フェードアウトなど視覚効果を作りたい場合はopacityを使用
- opacityは値を0〜1で調整可能で、アニメーション効果と相性が良い
- visibility: hiddenは操作もできなくなるので注意
6. 応用の例:フェードインアニメーション
opacityを使うことで、要素を徐々に表示させるフェードイン効果が簡単に作れます。visibilityと組み合わせると、最初は見えない状態から滑らかに表示させるUIも可能です。
<style>
.fade-box {
width: 150px;
height: 150px;
background-color: #dc3545;
color: white;
text-align: center;
line-height: 150px;
opacity: 0;
transition: opacity 2s;
}
.fade-box.show {
opacity: 1;
}
</style>
<div class="fade-box" id="fadeBox">フェードイン</div>
<script>
setTimeout(() => {
document.getElementById('fadeBox').classList.add('show');
}, 1000);
</script>
ブラウザ表示
1秒後にopacityが0から1に変化し、要素がフェードインします。
7. まとめではなく理解のポイント
CSSのvisibilityとopacityは似ていますが、レイアウトへの影響や操作可能性に違いがあります。visibilityは非表示にしても場所は残す、opacityは透明にするが操作可能、という基本を覚えておくと、ユーザー体験を考えたWebデザインを作りやすくなります。