カテゴリ: CSS 更新日: 2026/03/22

CSSアニメーションを無限ループさせる方法!animation-iteration-countの使い道

無限ループするアニメーション(animation-iteration-count: infinite)
無限ループするアニメーション(animation-iteration-count: infinite)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「ホームページのボタンをずっとピコピコ動かしたり、画像をくるくる回し続けたりしたいのですが、どうすればいいですか?」

先生

「それはCSSアニメーションの無限ループという機能を使えば実現できますよ。animation-iteration-countという設定を使うのがポイントです。」

生徒

「難しそうな名前ですね。プログラミングをやったことがない私でも設定できるでしょうか?」

先生

「大丈夫です。仕組みさえ分かれば、英単語を一つ覚えるのと同じくらい簡単ですよ。具体的な書き方を一緒に学んでいきましょう!」

1. CSSアニメーションの無限ループとは何か

1. CSSアニメーションの無限ループとは何か
1. CSSアニメーションの無限ループとは何か

ウェブサイトを見ていると、広告がずっと動いていたり、背景の雲がゆっくりと流れ続けていたりすることがありますよね。これらは、特定の動きを何度も繰り返すように設定されています。これをプログラミングの用語で「無限ループ」と呼びます。

通常、アニメーションは一回動いたら止まってしまいますが、CSSというデザインを指定する言語を使うと、「ずっと繰り返してね」と命令を出すことができます。これによって、ユーザーの目を引く動きを作ったり、サイトに賑やかさを加えたりすることが可能になります。

パソコンを初めて触る方にとって「命令」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「この動きを何回やるか」を指定するだけの作業です。その回数を「無限」に設定することで、ページが開いている間はずっと動き続ける仕掛けが完成します。

2. animation-iteration-countという魔法の言葉

2. animation-iteration-countという魔法の言葉
2. animation-iteration-countという魔法の言葉

アニメーションの回数を決めるために使うのが「animation-iteration-count」というプロパティです。プロパティとは、設定項目の名前のようなものだと考えてください。例えば、「車の色」という項目に対して「赤」と答えるように、「アニメーションの回数」という項目に対して「無限」と答えるイメージです。

この名前を分解してみましょう。「animation」はアニメーション、「iteration」は反復や繰り返し、「count」は回数を意味します。つまり、直訳すると「アニメーションを繰り返す回数」という意味になります。そのままの名前なので、一度覚えてしまえば忘れることはありません。

初心者のうちは、この長い英単語をすべて暗記する必要はありません。まずは「回数を決めるための呪文があるんだな」くらいの認識で十分です。実際に使うときは、コピーして貼り付けるだけで誰でも動かすことができます。

3. 無限を意味するキーワードはinfinite

3. 無限を意味するキーワードはinfinite
3. 無限を意味するキーワードはinfinite

「animation-iteration-count」に対して、具体的にどのような値を設定すれば無限に動き続けるのでしょうか。答えは「infinite」という言葉です。これは英語で「無限の」という意味を持つ単語です。

もしここに数字の「1」を書けばアニメーションは1回で止まり、「5」を書けば5回動いて止まります。しかし、「infinite」と記述することで、終わりがない永遠の繰り返しを実現できるのです。これはCSSアニメーションの中でも非常によく使われるテクニックの一つです。

例えば、読み込み中のぐるぐる回るアイコンなどは、この設定が使われている代表的な例です。いつ終わるかわからない処理を待っている間、ユーザーに「動いていますよ」と伝えるために無限ループは欠かせない存在となっています。

4. 実際に文字を点滅させてみよう

4. 実際に文字を点滅させてみよう
4. 実際に文字を点滅させてみよう

まずは、簡単な例として文字を点滅させるプログラムを見てみましょう。透明度を変化させることで、文字が消えたり現れたりする動きを作ります。ここでは「@keyframes」というものを使って動きの内容を決め、それを無限に繰り返すように指定します。

「@keyframes」は、アニメーションの「台本」のようなものです。0パーセントのときはこの状態、100パーセントのときにはこの状態、というふうに時間の経過に合わせた変化を書き込みます。その台本を「無限に再生してね」と指示するのが今回の主役です。


<style>
	.blink-text {
	    animation-name: fade;
	    animation-duration: 2s;
	    animation-iteration-count: infinite;
	}

	@keyframes fade {
	    0% {
	        opacity: 1;
	    }
	    50% {
	        opacity: 0;
	    }
	    100% {
	        opacity: 1;
	    }
	}
</style>

<p class="blink-text fw-bold text-danger">この文字は永遠に点滅し続けます!</p>
ブラウザ表示

5. 画像をゆっくり回転させ続ける方法

5. 画像をゆっくり回転させ続ける方法
5. 画像をゆっくり回転させ続ける方法

次に、画像をくるくると回転させる方法を解説します。これはロゴマークを強調したいときや、楽しい雰囲気を演出したいときに非常に効果的です。角度を指定する「rotate」という命令を使い、0度から360度まで回転させる台本を作ります。

画像の回転をスムーズに見せるためには、時間の長さを指定する「animation-duration」という項目も重要です。ここを短い時間にすれば速く回り、長い時間にすればゆっくり回ります。無限ループと組み合わせることで、扇風機の羽のような動きも作ることができます。

初心者の方は、まずこのコードをコピーして、数字の部分を書き換えて遊んでみてください。数字を大きくしたり小さくしたりすることで、動きがどう変わるかを体感するのが上達の近道です。


<style>
	.rotate-img {
	    animation-name: spin;
	    animation-duration: 5s;
	    animation-timing-function: linear;
	    animation-iteration-count: infinite;
	}

	@keyframes spin {
	    from {
	        transform: rotate(0deg);
	    }
	    to {
	        transform: rotate(360deg);
	    }
	}
</style>

<div class="text-center">
	<img src="/img/sample120-120.jpg" alt="回転する画像" class="rotate-img rounded-circle">
	<p>画像がずっと回り続けます。</p>
</div>
ブラウザ表示

6. ふわふわと浮いているような動きを作る

6. ふわふわと浮いているような動きを作る
6. ふわふわと浮いているような動きを作る

無限ループは、何も激しい動きだけではありません。上下に少しだけ揺らすことで、水面に浮かんでいるような、あるいは無重力空間にいるような「ふわふわ感」を出すこともできます。これを専門用語で「フローティング効果」と言ったりします。

この動きを作るには、位置を動かす「translate」という命令を使います。少しだけ上に移動して、また元の位置に戻るという動きを無限に繰り返します。これだけで、静止画だったサイトが一気に生き生きとした表情に変わります。

ボタンにこのアニメーションをつけると、「ここを押してほしい!」という控えめなアピールになります。ユーザーに親切な設計を心がける際にも、無限ループのアニメーションは非常に役立つのです。


<style>
	.floating-box {
	    width: 150px;
	    height: 100px;
	    background-color: #007bff;
	    color: white;
	    display: flex;
	    align-items: center;
	    justify-content: center;
	    border-radius: 10px;
	    animation-name: float;
	    animation-duration: 3s;
	    animation-iteration-count: infinite;
	    animation-timing-function: ease-in-out;
	}

	@keyframes float {
	    0% {
	        transform: translateY(0px);
	    }
	    50% {
	        transform: translateY(-20px);
	    }
	    100% {
	        transform: translateY(0px);
	    }
	}
</style>

<div class="floating-box">
	ふわふわ浮くよ
</div>
ブラウザ表示

7. アニメーションを反対向きに再生する方法

7. アニメーションを反対向きに再生する方法
7. アニメーションを反対向きに再生する方法

無限ループをより自然に見せるテクニックとして、「animation-direction」という設定があります。これはアニメーションが最後まで行ったら、次は逆再生で戻ってくるという動きを可能にします。これを指定すると、動きのつなぎ目がスムーズになります。

例えば、先ほどの「ふわふわ」とした動きも、逆再生を組み合わせることで、より滑らかな往復運動になります。設定値に「alternate」と書くだけで、行きと帰りを交互に繰り返してくれるようになります。

無限ループ(infinite)と逆再生(alternate)を組み合わせる手法は、プロの現場でも非常によく使われます。たった一行コードを増やすだけで、アニメーションの品質がグッと上がるので、ぜひ覚えておいて損はありません。

8. 色がゆっくり変化し続ける背景

8. 色がゆっくり変化し続ける背景
8. 色がゆっくり変化し続ける背景

最後に応用編として、背景の色がグラデーションのようにゆっくりと変わり続けるアニメーションをご紹介します。これは、サイトの雰囲気を幻想的にしたり、モダンな印象を与えたりするのに最適です。色の指定を変えるだけで、朝焼けから夕焼けのような変化も作れます。

プログラミングの経験がない方でも、色の名前(red, blue, greenなど)を書き換えるだけで自分好みの背景を作ることができます。このように、複数の状態を無限にループさせることで、単調なウェブページを魅力的な空間へと変貌させることができるのです。


<style>
	.color-change-bg {
	    width: 100%;
	    height: 150px;
	    display: flex;
	    align-items: center;
	    justify-content: center;
	    font-weight: bold;
	    color: white;
	    animation-name: rainbow;
	    animation-duration: 10s;
	    animation-iteration-count: infinite;
	}

	@keyframes rainbow {
	    0% {
	        background-color: #ff0000;
	    }
	    33% {
	        background-color: #00ff00;
	    }
	    66% {
	        background-color: #0000ff;
	    }
	    100% {
	        background-color: #ff0000;
	    }
	}
</style>

<div class="color-change-bg">
	背景色が変わり続けます
</div>
ブラウザ表示

9. 注意点と使いすぎへの配慮

9. 注意点と使いすぎへの配慮
9. 注意点と使いすぎへの配慮

無限ループするアニメーションはとても便利で楽しいものですが、実は注意点もあります。それは「使いすぎないこと」です。画面の中のあちこちで何かがずっと動いていると、サイトを訪れた人はどこを見ていいのか分からなくなり、目が疲れてしまいます。

また、古いパソコンやスマートフォンの場合、たくさんのアニメーションを同時に動かし続けると、動作が重くなってしまう原因にもなります。プログラミング初心者が陥りやすい罠として、楽しくてついたくさん設定してしまうことがありますが、効果的な場所に絞って使うのがコツです。

大切なのは、ユーザーにとって心地よい動きを目指すことです。ずっと動かし続ける「infinite」を使う場合は、その動きが本当にサイトに必要なのか、邪魔になっていないかを一度客観的に見てみると、より良いデザインになります。

2026年最新 スキルアップ・実践セミナー

【60分集中】Flexboxを完全攻略!最新CSS3で「崩れない・迷わない」モダンUI構築セミナー

「魅せる力」をコードで実現。CSS3でモダンWebデザインのプロトタイピングを。

本講座では、単に色を変えるだけではなく、「ユーザーを迷わせないUIデザイン」「崩れないレイアウト設計」の本質を学びます。最新のCSS3とモダンなレイアウト手法を通じて、プロの現場で通用する「美しさと機能性を両立した実装力」を最短距離で習得します。

具体的なワークショップ内容と環境

【つくるもの】
HTMLで作成した骨組みに対し、商用サイトでも採用される「スタイリッシュなカード型UI」や「レスポンシブなナビゲーション」を構築します。色の選定基準や余白(ホワイトスペース)の黄金比など、デザインの理論をコードに落とし込む工程を体験してください。

【開発環境】
フロントエンド開発の標準であるVisual Studio Code (VS Code)を継続使用。CSSの記述を効率化するプラグインや、ブラウザのデベロッパーツール(検証機能)を駆使して、リアルタイムでデザインを微調整するプロのワークフローを再現します。

この60分で得られる3つの技術資産

1. 現代のデファクトスタンダード「Flexbox」

要素の横並びや中央揃えを自由自在に操り、どんなデバイスでも崩れないレスポンシブな配置術を完全理解します。

2. メンテナンス性を高めるCSS設計の基礎

後から修正しやすい「壊れにくいコード」の書き方を伝授。プロの現場で必須となる命名規則の考え方を学びます。

3. パフォーマンスと美しさの両立

画像の最適化や軽量な装飾技法など、ページの表示速度を落とさずに高級感のある演出を行うテクニックを習得します。

※本講座は、HTMLの基礎を終えた後のステップアップ講座です。Webデザイナー、UIデザイナー、フロントエンドエンジニアへの道を切り開く「魅せる技術」を、モクモク独自のパーソナル指導で着実に定着させます。

【60分集中】Flexboxを完全攻略!最新CSS3で「崩れない・迷わない」モダンUI構築セミナー

リラックスしながら、学ぶことが大切です。しっかりと基礎を理解しましょう!

各回少人数・マンツーマン形式で徹底サポート

このセミナーの詳細・お申し込みはこちら
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
CSS
CSSのダブルボーダーや点線・破線を完全ガイド!初心者でもわかるdotted・dashed・doubleの使い方
New2
Bootstrap
Bootstrapで作る!ページネーション・検索UI付き一覧テンプレートとアクセシビリティの基本
New3
CSS
CSSアニメーションを無限ループさせる方法!animation-iteration-countの使い道
New4
HTML
HTML articleとdivの違いをやさしく解説!意味を持つタグを使う理由とは
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
CSS
CSSのmarginとpaddingの違いとは?初心者でもわかるボックス間のスペース調整の基本
No.2
Java&Spring記事人気No2
CSS
CSSのwidthとheightの基本!初心者でもわかる単位の使い分け
No.3
Java&Spring記事人気No3
Bootstrap
Bootstrap Iconsのライセンスと商用利用の注意点【著作権と表記を初心者向けに解説】
No.4
Java&Spring記事人気No4
CSS
CSSのoverflowプロパティ完全ガイド!初心者でもわかるvisible・hidden・scroll・autoの違い
No.5
Java&Spring記事人気No5
Bootstrap
Bootstrap 5 と Tailwindの違いを比較:どっちを選ぶ?用途別の選び方を初心者向けに解説
No.6
Java&Spring記事人気No6
Bootstrap
Bootstrap 5ボタン入門:.btn・.btn-primaryの種類とサイズ・形を初心者向けに完全解説
No.7
Java&Spring記事人気No7
CSS
CSSでGoogle Fontsを使う方法を完全ガイド!初心者でもできるフォントの変更
No.8
Java&Spring記事人気No8
CSS
CSSで要素のサイズを自動調整!autoとfit-contentの使い方