LP(ランディングページ)スターター:ヒーロー・CTA・フッターの構成
生徒
「ランディングページってよく聞きますが、どんなものなんですか?」
先生
「ランディングページ、略してLPは、何かの商品やサービスを紹介するための1枚の縦長ページです。」
生徒
「Bootstrapを使えば、そういうページも作れるんですか?」
先生
「もちろんです!今回はヒーローセクション・CTAボタン・フッターという3つの基本的な構成で、初心者向けのLPを作ってみましょう。」
1. ランディングページ(LP)とは?
ランディングページ(Landing Page)とは、広告や検索結果から訪問者が最初にアクセスする特別なページです。見た人の興味を引きつけて、何か行動(購入・登録など)をしてもらうことが目的です。
LPは1ページで完結していて、ページをスクロールしながら情報を伝えていくレイアウトが多いのが特徴です。
2. ヒーローセクションで最初の印象をつかもう
「ヒーローセクション」とは、ページの一番上にある大きな画像やタイトルのことです。ここで伝えたいメッセージやサービスの名前を目立たせます。
<section class="bg-light text-center py-5">
<div class="container">
<h1 class="display-4 fw-bold">あなたのサービスを一言で伝える!</h1>
<p class="lead">魅力的な紹介文をここに書きましょう。</p>
</div>
</section>
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3. CTAボタンで行動を促す
CTAとは「Call To Action(コール・トゥ・アクション)」の略で、「ボタン」や「リンク」で何かの行動をしてもらう部分です。「無料で登録」「資料を請求」などの文言がよく使われます。
ボタンは大きく目立つようにして、使いやすさを重視しましょう。
<section class="text-center py-4">
<button class="btn btn-primary btn-lg">
今すぐ申し込む
</button>
</section>
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4. フッターで信頼感を高めよう
ページの一番下にある「フッター」には、会社名・連絡先・コピーライト・プライバシーポリシーへのリンクなどを表示します。
訪問者が「この会社は大丈夫かな?」と不安にならないように、情報を明確にしておきましょう。
<footer class="bg-dark text-white text-center py-3">
<p>© 2025 あなたの会社名. All Rights Reserved.</p>
</footer>
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5. LPスターター全体の構成を組み立てよう
今まで紹介したヒーローセクション・CTAボタン・フッターを1ページにまとめると、シンプルなランディングページの完成です。
ページ全体を組み立てると、以下のような構成になります。
<section class="bg-light text-center py-5">
<div class="container">
<h1 class="display-4 fw-bold">サービス名やキャッチコピー</h1>
<p class="lead">お客様の心をつかむ紹介文</p>
</div>
</section>
<section class="text-center py-4">
<button class="btn btn-success btn-lg">
詳しく見る
</button>
</section>
<footer class="bg-dark text-white text-center py-3">
<p>© 2025 LP株式会社. 無断転載禁止。</p>
</footer>
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6. Bootstrapを使うことで初心者でもかんたんに作れる
Bootstrapを使えば、特別なデザイン知識がなくても、整った見た目のランディングページを作ることができます。
btnやtext-centerなどのクラス名を使うだけで、ボタンや文字の位置などを整えることができます。
HTMLにBootstrapのクラスを追加するだけで、ページ全体のデザインが一気にレベルアップするのが最大の特徴です。
7. LPでよく使われる要素はこの3つ
初心者向けのランディングページを作るときは、次の3つの要素を中心に考えると迷わずに作れます。
- ヒーローセクション:最初に目に入る印象的な見出し
- CTA:申し込みやアクションにつなげるボタン
- フッター:信頼性を示す情報のまとめ
この構成だけで、プロっぽく見えるLPを作ることができます。
8. 実際のサイトも同じ構成を使っている
多くの有名サイトやサービス紹介ページでも、この3つの構成(ヒーロー+CTA+フッター)が使われています。
たとえば、アプリの紹介ページ、オンライン講座の申し込みページ、商品のキャンペーンページなどでも見かけます。
それだけ、この構成は効果があり、わかりやすく作りやすいということです。