カテゴリ: Bootstrap 更新日: 2025/12/30

Bootstrapアクセシビリティ完全入門|画像・アイコンの代替テキストとSVG・装飾用の正しい使い分け

画像・アイコンの代替テキスト:SVGと装飾用の扱い分け
画像・アイコンの代替テキスト:SVGと装飾用の扱い分け

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Bootstrapで画像やアイコンを使うとき、文字の説明って必要なんですか?そもそもパソコンを触ったことがなくて…」

先生

「必要です。画像やアイコンは目で見る人だけでなく、音声で読み上げる人にも伝える必要があります。」

生徒

「音声で読むってどういうことですか?」

先生

「画面を見られない人が使う読み上げ機能です。画像に説明がないと、何が表示されているか分からなくなります。」

生徒

「じゃあ、全部の画像に説明を書けばいいんですか?」

先生

「実は、説明が必要な画像と、不要な装飾用画像があるんです。」

1. Bootstrapにおけるアクセシビリティとは何か

1. Bootstrapにおけるアクセシビリティとは何か
1. Bootstrapにおけるアクセシビリティとは何か

アクセシビリティとは、年齢や障がいの有無、パソコン操作の得意・不得意に関係なく、 誰でも同じようにWebページを使えるようにする考え方です。 Bootstrapでは、このアクセシビリティをとても大切にしています。

たとえば、目が見えにくい人は画面を音声で読み上げる機能を使います。 このとき、画像やアイコンに文字での説明がないと、 「ここに何があるのか」が分かりません。 そのため、画像には代替テキストという説明文を用意します。

これは専門的な話に聞こえるかもしれませんが、 例えるなら「写真にキャプションを付ける」ようなものです。 写真だけでは伝わらない情報を、文字で補足してあげるイメージです。

2. 画像の代替テキストとは何か

2. 画像の代替テキストとは何か
2. 画像の代替テキストとは何か

代替テキストとは、画像の代わりに読み上げられる説明文のことです。 主にimgタグで使われ、画像が見えないときに役割を果たします。

たとえば、商品の写真がある場合、 その画像が何を表しているのかを文字で説明します。 これは検索エンジンにも理解されやすく、 SEO対策としても非常に重要です。

Bootstrapを使ったサイトでも、 この代替テキストを正しく設定することで、 「アクセシビリティが高いサイト」として評価されやすくなります。 初心者のうちから意識することが大切です。


<img src="/img/sample150-100.jpg"  alt="パソコンを操作している">
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このように、画像の内容をそのまま言葉にするのが基本です。 難しく考えず、「人に説明するとしたら何と言うか」を意識してください。

3. 装飾用画像には説明がいらない理由

3. 装飾用画像には説明がいらない理由
3. 装飾用画像には説明がいらない理由

すべての画像に説明が必要なわけではありません。 背景模様や区切り線のように、 情報として意味を持たない画像は装飾用画像と呼ばれます。

装飾用画像まで読み上げてしまうと、 音声を聞く人にとっては逆に邪魔になります。 例えるなら、文章を読むたびに 「ここに飾りがあります」と言われるようなものです。

そのため、装飾用画像は「説明しない」と明確に伝えることが大切です。 これもアクセシビリティのベストプラクティスの一つです。


<img src="/img/sample150-100.jpg"  alt="">
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説明文を空にすることで、 読み上げ機能はこの画像を無視します。 これが正しい装飾用の扱いです。

4. SVGアイコンの特徴とアクセシビリティ

4. SVGアイコンの特徴とアクセシビリティ
4. SVGアイコンの特徴とアクセシビリティ

Bootstrapでは、アイコンとしてSVGがよく使われます。 SVGとは、文字のように拡大縮小できる画像形式です。 ぼやけず、デザインが崩れないのが特徴です。

SVGアイコンも、意味を持つ場合と、 単なる飾りの場合があります。 たとえば「検索」や「削除」を表すアイコンは意味を持ちます。

意味を持つSVGには、必ず内容が伝わるように配慮します。 一方、装飾だけのSVGは読み上げないようにします。 この使い分けがとても重要です。


<svg role="img" aria-label="検索">
    <circle cx="10" cy="10" r="8"></circle>
</svg>
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このように、SVGが何を表しているかを文字で伝えることで、 画像が見えなくても意味が理解できます。

5. Bootstrap初心者が意識すべきアクセシビリティのベストプラクティス

5. Bootstrap初心者が意識すべきアクセシビリティのベストプラクティス
5. Bootstrap初心者が意識すべきアクセシビリティのベストプラクティス

Bootstrapには、見た目を整えるための便利なclassがたくさん用意されています。 しかし、アクセシビリティに関しては、 「Bootstrapのclassを付けていれば自動で完璧になる」 というわけではありません。 ここは初心者の方が特に勘違いしやすいポイントです。

まず知っておいてほしいのは、 Bootstrapのclassは見た目を整えるための補助が中心だということです。 たとえば、画像をレスポンシブ対応にするための img-fluid、 角を丸くする rounded といったclassはありますが、 画像の意味を説明する機能はありません。

そのため、情報を持つ画像には、 Bootstrapのclassとは別に、 人に伝えるための説明文を必ず用意します。 これは「見た目の装飾」と「情報の伝達」を きちんと分けて考える、という意味でもあります。

一方で、背景や区切りとして使う装飾用の画像やアイコンは、 読み上げの対象にしないのが正解です。 Bootstrapアイコンを使う場合でも、 単なる飾りであれば、 意味を持たせないように意識します。

初心者のうちは、次のように考えると分かりやすいです。 「この画像やアイコンは、なくなると内容が伝わらなくなるか?」 もし答えが「はい」なら説明が必要、 「いいえ」なら装飾として扱います。

この考え方は、Bootstrapを使ったWeb制作だけでなく、 すべてのWebサイトに共通する基本です。 アクセシビリティを意識したページは、 誰にとっても分かりやすく、 検索エンジンからも評価されやすくなります。 初心者の段階から、この意識を持つことがとても大切です。

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