CSSフレックスボックス完全解説|Gridとの違いとFlexboxが得意なレイアウトパターンを初心者向けに理解しよう
生徒
「CSSのFlexboxとGridって、何が違うんですか?名前だけ聞くと難しそうです…」
先生
「どちらもレイアウトを作るための仕組みですが、得意なことが違います。」
生徒
「初心者はどちらから覚えたほうがいいですか?」
先生
「まずはFlexboxを理解すると、レイアウトの基本が分かりやすくなります。」
1. レイアウトとは何をするものか
Webページのレイアウトとは、文字や画像、ボタンなどを どこに配置するかを決めることです。 雑誌やチラシで、文章や写真の並びを考えるのと同じです。
CSSでは、この配置を指定するための方法がいくつか用意されています。 その中でも、現在よく使われているのがFlexboxとGridです。
2. Flexboxとはどんな仕組みか
Flexboxは、要素を一方向に並べることが得意なレイアウト方法です。 横並び、縦並び、中央寄せ、間隔調整などを簡単に行えます。
例えるなら、横一列に並んだ椅子を、 きれいに間隔をそろえて並べ直すイメージです。 主に一列の流れを考えるときに使います。
3. Gridとはどんな仕組みか
Gridは、行と列の両方を同時に扱えるレイアウト方法です。 表のように、縦と横のマス目を作って配置します。
これは、将棋盤や方眼紙を思い浮かべると分かりやすいです。 ページ全体の大きな構造を作るのが得意です。
4. FlexboxとGridの一番の違い
Flexboxは一方向、Gridは二方向という点が最大の違いです。 Flexboxは横か縦のどちらか一つを基準に考えます。
一方、Gridは行と列を同時に考えるため、 複雑な配置や全体設計に向いています。 初心者にとっては、Flexboxのほうが理解しやすい傾向があります。
5. Flexboxが得意なレイアウトパターン
Flexboxは、ナビゲーションメニュー、ボタンの横並び、 カードの一覧表示などで力を発揮します。 要素の数が増減しても、自然に並び直されます。
画面サイズが変わっても柔軟に対応できるため、 スマートフォン向けのデザインにもよく使われます。
6. シンプルなFlexboxの例
<style>
.menu {
display: flex;
justify-content: space-around;
background: #f0f0f0;
padding: 10px;
}
.item {
background: #a0d8ef;
padding: 10px 20px;
}
</style>
<div class="menu">
<div class="item">ホーム</div>
<div class="item">サービス</div>
<div class="item">お問い合わせ</div>
</div>
ブラウザ表示
このように、横一列に並べるレイアウトはFlexboxが非常に得意です。 要素の間隔調整も簡単に行えます。
7. Gridが向いている場面との比較
ページ全体を大きく区切りたい場合はGridが向いています。 例えば、ヘッダー、メイン、サイドバー、フッターなどです。
ただし、Gridは考えることが多く、 初心者には少し難しく感じられることがあります。 そのため、まずはFlexboxで感覚をつかむのがおすすめです。
8. 初心者が覚えておく判断基準
横か縦に並べたいだけならFlexboxを使う、 表のように区切りたいならGridを使う、 という考え方を覚えておくと迷いません。
実際の現場でも、両方を組み合わせて使うことが多いですが、 基本を理解することが何より大切です。